花粉症の時期カレンダー|地域別・花粉の種類別飛散時期
たけさん、花粉症っていつ頃から気をつければいいんですか?春だけじゃないって聞いたんですけど…
そうそう、実は花粉って一年中飛んでるんだよ。俺も発症した最初の頃は「春が終われば解放される」と思ってたら、秋にも症状が出て愕然としたんだよね。
えっ、秋も!?それは知らなかったです…
ブタクサっていう秋の花粉があってさ。種類によって時期が全然違うし、地域差も大きいんだ。
自分の地域の時期を知っておかないと、対策のスタートが遅れちゃいますね。
まさにそれ。花粉症歴20年の経験を踏まえて、カレンダー形式でわかりやすくまとめたから参考にしてね。
花粉症対策で一番大事なのは、実は「敵がいつ来るかを知ること」です。どんなに良い薬やグッズを揃えても、花粉が飛び始めてから慌てて準備したのでは、症状を抑えるタイミングとして遅すぎるからです。
自分は20代で突然スギ花粉症を発症してから20年以上付き合ってきましたが、最初の数年は毎年「気づいたら鼻水が止まらなくなっていて、そこから病院に駆け込む」というパターンを繰り返していました。これだと薬が効き始める頃にはもう症状のピークで、シーズン前半をまるごと無駄につらく過ごすことになります。飛散カレンダーを意識して動くようになってからは、シーズンの入り方が明らかにラクになりました。この記事では、花粉の種類別・地域別の飛散時期と、それを踏まえた対策の始めどきを解説します。
花粉は一年中飛んでいる
「花粉症=春」というイメージが強いですが、実際には主要な花粉だけでも春・初夏・秋とほぼ一年を通して何かしらが飛んでいます。まずは全体像を表で押さえておきましょう(関東地方を基準にしたおおよその目安です)。
| 花粉の種類 | 主な飛散時期 | ピーク |
|---|---|---|
| スギ | 2月上旬〜4月下旬 | 3月 |
| ヒノキ | 3月中旬〜5月上旬 | 4月 |
| イネ科(カモガヤなど) | 5月〜7月(秋にも少量) | 5〜6月 |
| ブタクサ | 8月〜10月 | 9月 |
| ヨモギ | 8月下旬〜10月 | 9月 |
| シラカバ(北海道) | 4月〜6月 | 5月 |
「春が終わったのに鼻がムズムズする」「秋になると毎年風邪っぽくなる」という人は、スギ以外の花粉に反応している可能性があります。自分も長年「秋の鼻水は風邪のひき始め」だと思い込んでいたのですが、あまりに毎年同じ時期に起こるので耳鼻科でアレルギー検査を受けたところ、ブタクサにも反応していることがわかりました。原因がわかっただけで対策の打ちようが全く変わったので、毎年決まった時期に症状が出る人は一度検査を受けて、医師に相談してみることをおすすめします。
春の主役:スギ・ヒノキ花粉
スギ花粉の時期
日本の花粉症患者の大半が悩まされているのがスギ花粉です。飛散時期は地域によって大きくずれます。
- 九州:1月下旬〜3月下旬(全国で最も早い)
- 関東以西:2月上旬〜4月下旬
- 東北:3月上旬〜5月上旬
- 北海道:スギ自体がほとんどないため、スギ花粉症はまれ
注意したいのは、本格飛散の前から少量の花粉が飛び始める「飛散開始前」の時期です。気象会社が発表する「飛散開始日」は一定量を超えた日のことで、敏感な人はその前から症状が出始めます。自分の場合、関東在住で例年1月下旬には鼻の奥に違和感が出るので、その感覚を「そろそろ準備しろ」のサインにしています。
ヒノキ花粉の時期
スギのシーズンが終わりかけた3月中旬頃から入れ替わるように飛び始めるのがヒノキです。スギ花粉症の人の多くはヒノキにも反応するため、「2月から5月の連休前まで」が実質的なつらいシーズンになります。
自分はこれで一度痛い目を見ました。発症して数年目の春、4月に入って症状が軽くなった気がして薬を自己判断でやめたところ、数日後にヒノキのピークが直撃して、その年で一番ひどい症状に逆戻りしたのです。それ以来、薬をやめるタイミングは「ゴールデンウィーク明けに症状がないことを確認してから」と決めています。薬のやめどきについては医師の指示に従うのが一番確実です。薬の種類や使い方は花粉症の薬の記事で詳しくまとめています。
初夏と秋の花粉
イネ科花粉(5月〜7月)
カモガヤなどのイネ科植物の花粉は5月から7月にかけて飛びます。スギと違って何十キロも飛ぶことはなく、生えている場所の周辺数十〜数百メートルが主な影響範囲です。つまり、河川敷や公園の草むら、空き地の近くを通るときに症状が出やすいのが特徴です。自分は初夏の河川敷ジョギングで毎回くしゃみが出るのでおかしいと思っていたら、これがイネ科の仕業でした。コースを大通り沿いに変えるだけでかなり改善しました。
ブタクサ・ヨモギ(8月〜10月)
秋の花粉症の代表格がブタクサとヨモギです。こちらもイネ科と同じく飛距離が短いので、「発生源に近づかない」が最も有効な対策になります。道端や空き地に普通に生えている雑草なので、秋に症状が出る人は通勤・散歩ルートを見直してみてください。ブタクサ花粉は粒子が小さく、気管に入って咳の原因になることもあるといわれています。秋の長引く咳は花粉が原因のこともあるので、続く場合は医師に相談しましょう。
地域別の特徴
関東地方
スギ・ヒノキの飛散量が全国でも多い地域で、2月から5月の連休頃まで長丁場になります。都市部はアスファルトで花粉が地面に吸収されず、舞い上がりやすいともいわれます。
関西地方
傾向は関東と似ていますが、飛散開始がやや早めです。1月下旬には対策を始めておくと安心です。
北海道
スギがほとんどない代わりに、シラカバ花粉(4月〜6月)が主役です。シラカバ花粉症の人はリンゴや桃などを食べると口がかゆくなる「口腔アレルギー症候群」を併発しやすいとされているので、心当たりがある人は医師に相談してください。
九州地方
スギの飛散開始が全国で最も早く、年によっては1月中に始まります。「お正月明けたら対策開始」くらいの意識でちょうど良いです。
花粉が多く飛ぶ日・時間帯
同じシーズン中でも、飛散量は日によって大きく変わります。特に多くなりやすいのは次のような条件の日です。
- 晴れて気温が高い日
- 空気が乾燥して風が強い日
- 雨が降った翌日の晴れ(2日分の花粉がまとめて飛ぶイメージ)
時間帯では、昼前後と夕方に飛散のピークが来ることが多いとされています。夕方は上空に舞い上がった花粉が気温の低下とともに地上に降りてくるためです。自分は「雨上がりの翌日の晴れた昼間」が最も危険な組み合わせだと身をもって学んだので、その日は外出を最小限にし、洗濯物も室内に干すようにしています。外出時の装備については花粉症対策グッズを参考にしてください。
対策を始めるベストタイミング
飛散時期がわかったら、対策の開始時期を逆算します。目安は本格飛散の2週間前です。抗アレルギー薬を飛散前から飲み始める「初期療法」は、症状の出始めを遅らせ、ピークを軽くする効果が期待できるとされています。自分はこれを始めてから、3月の一番つらい時期の症状が体感で半分くらいになりました。詳しくは花粉症の予防法で解説しています。
関東のスギなら1月中旬〜下旬、九州なら1月上旬には耳鼻科を受診しておくイメージです。シーズン直前の耳鼻科はかなり混雑するので、その意味でも早めの受診がおすすめです。
まとめ
花粉症対策は「自分の地域で・自分が反応する花粉が・いつ飛ぶか」を知ることがスタートラインです。
- 花粉はスギだけでなく、ヒノキ・イネ科・ブタクサなどほぼ一年中飛んでいる
- 地域によって飛散開始は1ヶ月以上ずれる(九州は1月、東北は3月)
- 雨上がりの翌日の晴れ・風の強い日は特に警戒
- 対策は本格飛散の2週間前から。初期療法は早めに医師へ相談を
自分は飛散カレンダーを意識するようになってから、毎年のシーズンの入り方が本当に変わりました。「気づいたら始まっていた」ではなく「来るとわかっていたから備えていた」に変えるだけで、同じ花粉量でもつらさは大きく違います。まずは自分の地域の飛散予測をチェックするところから始めてみてください。
花粉って一年中飛んでるんですね…。でも時期がわかれば、2週間前から準備すればいいって明確になってスッキリしました!
そうそう、敵の来る日がわかってれば怖くないからね。毎年1月になったら「そろそろだな」って思い出してもらえたら嬉しいよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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